本記事では、
「おすすめのマネージド専用サーバーを知りたい」
「マネージド専用サーバーの失敗しない選び方・比較材料を知りたい」
「専用サーバーとマネージド専用サーバーの違いが知りたい」
という方々に向けて、マネージド専用サーバー4社を徹底比較。
サーバーの料金・機能・性能・スペックなどを比較しながら、ランキング形式で紹介していきます。
専用サーバーとマネージド専用サーバーの違いや、料金相場や性能面の解説、失敗しない選び方も含めて、他にはない詳細かつわかりやすい内容で解説しますので、マネージド専用サーバーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。きっと、あなたに最適なマネージド専用サーバーが見つかることでしょう。
マネージド専用サーバーに関するよくある疑問とその回答も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
専用サーバーとマネージド専用サーバーの違い
レンタルサーバーには、共有サーバーと専用サーバーがあります。
そして、専用サーバーには通常の専用サーバーとマネージド専用サーバーがあります。
こうしたいろいろなサーバーの区分は、個人か法人か、管理者権限をどこに置くかなどによって異なり、自身の需要に応じて適したものを選択する必要があります。ここでは、専用サーバーとの違いを中心に解説し、「マネージド専用サーバー
とはどういうものか」を掘り下げていきます。
マネージド専用サーバーとは
マネージド専用サーバーとは、簡単に解説すると、「サーバー管理全般をプロに任せることができるレンタルサーバーサービス」のことです。より専門的な定義は後述しますが、マネージド専用サーバー、あるいは「マネージドプラン」と呼ばれるレンタルサーバーサービスを利用すると、サーバー管理にかかる細かい労力を全て専門のプロフェッショナルに代行してもらえます。
加えて、「レンタルサーバーを使う際、独立したハードウェア(サーバー機器)を専有して利用できる」という特徴もあります。こちらはいわゆる「専用サーバー」の持つ特徴で、マネージド専用サーバーは専用サーバーの一種です。
専用サーバーとの違いは「管理者権限」がどこにあるか
「独立したサーバー機器を専有して利用できる」点は、専用サーバーも、マネージド専用サーバーも同じです。
しかし、先述した通り、一般的な専用サーバーと、マネージド専用サーバーとでは明確な違いがあります。
それは「管理者権限(root権限)がどこにあるか」です。
一般的な専門サーバーの場合、管理者権限(root権限)はユーザー自身にあります。サーバー管理のイニシアチブがユーザー側にあるため、細かいところまでユーザー自身の望み通りに、かなり自由度の高い運用管理ができるのが一般的な専用サーバーです。一方で、サーバーを自由に運用するだけの高い専門知識や、不具合に対する対処能力が必要不可欠になります。
それに対してマネージド専用サーバーは、管理者権限(root権限)がサーバー会社側にあるのが特徴です。サーバー会社というその道のプロフェッショナルが細かいところまでサーバー管理を代わりに行ってくれるため、専門知識がなくとも自社サイトを安全かつ快適に運用できます。
マネージド専用サーバーのメリット・デメリット
マネージド専用サーバーの代表的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
・1つのサーバーを専有でき、安定した快適な運用が可能
・レスポンス速度や処理速度が上がる
・システム的な管理全般をプロに代行してもらえるので手間がかからない
・サーバー管理者を新たに雇う必要がない
・サーバー管理を代行しているので管理者が離職しても問題なく稼働できる
・セキュリティ対策も万全
デメリット
・管理者権限はサーバー会社にあるので、通常の専用サーバーより自由度が低くなる
・初期費用に加え、管理費などランニングコストが嵩む
・サービスの品質がサーバー会社の質に依存する
・管理を代行してもらうので自社の保守管理ノウハウが育たない
マネージド専用サーバーはどういう人におすすめ?
マネージド専用サーバーは、サーバー1台を専有して使用できるため、比較的大容量のサイトの運用に向いています。
そのため、「大規模なホームページを運用したい人」におすすめ。
かかる費用を考えても基本的には法人・事業者向けであり、個人向けの小規模サイトやブログなどの運用に対しては予算的にも性能的にもオーバースペックです。
また、マネージド専用サーバーの一番の強みは、サーバー保守管理全般をサーバー会社側が担ってくれるというところなので、新たなサーバー管理者を雇う余裕がない」「サーバー管理にかける自社リソースが不足している」という場合にもおすすめ。
そして、マネージド専用サーバーは共有サーバーよりも自由度が高いため、一般的な共有サーバーでは動作しないツールやCMSなどを利用できます。そうしたツールを使いたい人であれば、マネージド専用サーバーがおすすめです。
「セキュリティ対策をしっかりしたい人」にもおすすめできます。サーバー保守管理のプロに管理代行できるため、サーバーを安全に安定稼働するために重要なセキュリティ対策も万全です。
まとめると、以下に当てはまる人におすすめ、ということになります。
・大規模なホームページを運用したい人
・サーバー管理者がいない、あるいは足りない場合
・共有サーバーで対応していないツールを使いたい人
・セキュリティ対策をしっかりしたい人
マネージド専用サーバーの料金相場や性能など
マネージド専用サーバーがどういうものかについては説明しました。
ここからはもう一歩踏み込んで、マネージド専用サーバーを利用するためにかかる費用や、どういう機能があるのか、どれくらいのスペックを持っているのかなど、マネージド専用サーバーを選ぶ上で知っておくべきポイントを解説していきます。
マネージド専用サーバーの料金相場
マネージド専用サーバーにかかる料金には大きく分けて「初期費用」と「月額費用」の2種類があります。
マネージド専用サーバーの導入・構築にかかるのが初期費用で、マネージド専用サーバーを継続的に利用していくのにかかるのが月額費用です。こうした費用は会社によって大きく異なりますが、大体の相場感を知っておくとマネージド専用サーバーを選ぶ上でも大きな指標となるでしょう。
まず、初期費用は、概ね数万円〜数十万円が相場です。1万円台・5万円台・10万円台・15万円台・20万円台〜など、サーバー会社やプランによって幅広く設定されてます。マネージド専用サーバーの場合、基本的には「仮想専用」プランの方が「物理専用」プランより安く設定されていることが多いです。
契約期間や契約形態・プランによっても変動しますが、月額費用の相場は概ね約2万円〜10万円くらいです。会社によっては1万円を下回るもの、10万円を超えるものもありますが、基本的にはこれくらいの費用幅を見ておけば間違いありません。
マネージド専用サーバーの主な機能
マネージド専用サーバーには、主に以下のような機能が用意されています。
・WordPress簡単インストール機能
・アクセス解析機能
・自動バックアップ機能
・無料/独自SSL化
・サーバー高速化技術対応
・Web改ざん検知
・WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)
・ウイルスチェック
・スパムフィルター
・不正侵入予防(IPS)
色々な機能が用意されていますが、主なものとしては「合理的かつ簡単に運用するのに役立つ機能」「サーバー稼働の効率化・高速化・安定化に寄与する機能」「セキュリティ対策に関する機能」がある、というざっくりとした理解でも十分です。
マネージド専用サーバーのスペックの相場
マネージド専用サーバーのスペック相場は以下の通りです。
CPU:仮想2コア〜16コア 物理8コア~24コア×2
メモリ:4GB〜32GB
ストレージ:SSD 500GB〜2TB
RAID構成:RAID10
接続回線:100Mbps・300Mbps・1Gbpsなど
CPUは型番も色々あり、必ずしもコア数が多ければ動作が早いというわけではありません。メモリやストレージは、基本的に多ければ多いほどサーバーは速く快適に処理でき、多くのデータを格納できます。接続回線も速いほど運用は快適ですが、非公開のところも少なくありません。
RAID構成はデータベースやストレージ等のバックアップ構成の充実度を表しますが、細かいことを言うとキリがないので、ざっくり「耐障害性を持っている」と理解しておけば十分です。
マネージド専用サーバーの失敗しない選び方
マネージド専用サーバーの大体の相場や機能を説明しました。
基本的には、料金相場や代表的な機能、適したスペックを持ったマネージド専用サーバーを選んでいくのが正解なのですが、それだけでは不十分です。
マネージド専用サーバーを選ぶ上で失敗を避け、より自社に適したサーバーを選ぶためには、以下のような点にも注目して選んでいく必要があります。
自社のニーズに合ったスペックで選ぶ
マネージド専用サーバーを選ぶ上でわかりやすいのは「料金の安さ」や「スペックの高さ」ですが、そうした視点から選ぶにしても、「自社に適しているか」を含めて比較検討することが大切です。システム管理者、情シスなどサーバー運用に詳しい人や部門の意見を聞いて、自社の運用に適したスペックのものを選ぶといいでしょう。
スペックは細かく見ればキリがないですが、特にわかりやすい指標として「CPU・メモリ・ストレージ容量」を見て候補を絞り込んでいくのがいいでしょう。これらのスペックは、サーバーの速度や快適な運用に直結するからです。こうしたスペックは高ければ高いほどいいのも確かですが、自社の予算規模と照らし合わせて「費用対効果が高い」ものを選別していくことをおすすめします。
ストレージに関してはHDDとSSDの2種類があり、HDDよりもSSDの方がデータ転送が高速で安定した動作が見込めますが、今ではほとんど全てのマネージド専用サーバーでSSDが採用されているので、そこはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
自社のニーズに合ったサービスや機能で選ぶ
先ほども紹介したように、マネージド専用サーバーには色々な機能が搭載されています。こちらも、システムやサーバーに詳しい担当者の意見を聞きながら、自社のニーズに合った機能を選択していくといいでしょう。
サーバーの利用・運用は長期的なものです。基本的に管理に際して安定的な体制が確保されているのがマネージド専用サーバーのいいところですが、それだけでなく、自社サイトの管理者が扱いやすいものでないと長期的な運用が難しくなります。
扱いやすさや充実した管理体制はもちろん、長期安定的な運用を行なっていくためにも、セキュリティ対策やサーバー高速化・安定化に特化した機能やサービスがあるものを選ぶのが肝要です。
豊富な運用実績をもつサーバーを選ぶ
マネージド専用サーバーは、サーバー管理において重要な管理者権限をサーバー会社に任せるサービス形態です。そのため、豊富な運用実績を持つサーバーを重視して選ぶことをおすすめします。主な導入実績は公式サイトなどで掲載している会社が多いですが、信用できるサーバーかどうかの見分け方はそれだけではありません。
しっかりとした安定稼働の実績をもつマネージド専用サーバーは、「SLA保証」を設定している場合があります。SLA(品質保証制度)とは、一定水準のサーバー稼働率を下回った場合に利用料金の返金を受けられる保証制度のこと。返金保証を設けるくらい自社の技術に自信を持っている会社が多く、基準となるサーバー稼働率については99%など非常に高い稼働率を設定している会社が多いので、SLA保証があるかどうかでサーバーを選ぶのもいいかもしれません。
サポート体制が充実したサーバーを選ぶ
いざという時のために、理想を言えば24時間365日休みなく電話でのサポートを行なってくれるサーバー会社を選ぶことをおすすめします。
マネージド専用サーバーは、大規模な自社サイトを運用することが多く、休みなく安定してアクセス可能なサイトである必要がある上、サーバーが万が一落ちると大規模であるほど被害や不利益は多くなります。メールやチャットなどサポートの手段が多く揃えられているのも嬉しいですが、返信に時間がかかる場合もあるため、緊急性が高い事態に備え電話での応対をなるべく長く行なってくれるサーバー会社が一番です。
各種サポート体制が充実しているサーバーを選ぶと、万が一のトラブルが起きても安心です。
マネージド専用サーバーおすすめ比較ランキング
以上のように、サーバー選びで失敗しないための選び方には色々ありますが、ここからはそうした選び方を踏まえ選出した、おすすめのマネージド専用サーバーを比較・紹介していきます。
ランキング形式でわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
エックスサーバービジネス

エックスサーバービジネスは、エックスサーバー株式会社が運営する、法人ニーズに特化した高品質なレンタルサーバーサービスです。
レンタルサーバー全体で200万サイトを超える豊富な運用実績に裏打ちされたノウハウと、安定・高速なサーバー運用に定評があります。Webサイトの高速化・安定化に特化した機能「Xアクセラレータ」は、マネージド専用サーバーとして十分な性能。国内最大規模のバックボーンを持つネットワーク回線は10Gbpsと、業界トップクラスです。稼働率99.99%のSLA保証(月額費用の一部を返金)もあり、信頼と安心度では群を抜いています。利用サーバーと別の場所にバックアップを保存する「遠隔地バックアップ」で、万が一の災害発生時にもデータが守られます。
契約特典で会社指定の独自ドメインから2つ無料でもらえる「独自ドメイン永久無料特典」や、設定おまかせサポート、最大14日間の無料お試し期間などサービスやサポートも手厚く、初めてのマネージド専用サーバーとしてもおすすめです。
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さくらのマネージドサーバ

さくらのマネージドサーバーは、さくらインターネット株式会社が提供しているマネージド専用サーバーです。
レンタルサーバーを提供する東証プライム上場の大手企業として非常に知名度が高く、レンタルサーバー利用件数は56万件を突破するなど、豊富な運用実績で広く知られています。
さくらのレンタルサーバーも格安で知られていますが、さくらのマネージドサーバーの大きな特徴もまた、業界屈指の初期費用の安さ。プラン設定は3つありますが、どのプランでも初期費用は17,600円と非常に格安です。ストレージ容量はSSDでミディアムプランで1TB、ラージプランでSSD2TBと十分なキャパシティを備えています。また、コンテンツブースト機能(CDN機能)も備えており、月300GBまで無料という点も強みで、急なアクセス増加という想定できない事態にも安定した稼働を行えます。
サーバの遠隔操作をUNIXで行えるシェルログイン機能や、サーバーを攻撃から守るWAF機能、WordPressクイックインストール機能など必要十分な機能を標準搭載。レンタルサーバーの余った容量を自分だけのオンラインストレージとして利用できる「さくらぽけっと」が、マネージド専用サーバーでも使えるというのも嬉しいポイント。
ホスティング専業でデータセンターも自社運用。24時間365日常に専任スタッフがサーバーの保守・管理を行なってくれる安心感がある点も魅力的といえるでしょう。
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CPI マネージド専用サーバー「CHM-Z」

CPI マネージド専用サーバー「CHM-Z」は、KDDIグループに属するサーバー会社「CPI」が運営するレンタルサーバーです。
CPIマネージド専用サーバー「CHM-Z」の強みは用途に応じた「分離構成」。データベースの分離構成や複数台構成を含む負荷分散を的確に行うことで、リスク分散を意識した安全な構成になっています。1Gbps共有回線を標準提供し、快適なデータ通信を利用できる点も魅力的です。
セキュリティ対策にも強みがあり、サイトを各種攻撃から守るWAF機能・不正侵入検知(IDS/ADS)・専用ファイアウォールを組み合わせ、用途に応じた充実のセキュリティ対策を標準提供。全ドメイン対象でSSLサーバー証明書を無料提供している点も大きな強み。Web改ざん検知も100ページを無償提供しています。
CPIのサーバー管理は24時間365日、常に専任スタッフによる有人監視を行い、より確実性の高い安定運用に力を入れています。データセンターの安全性にも高い信頼性があり、Tierレベルでレベル3(想定される稼働信頼性が99.98%以上)に相当する安全なデータセンターでの運用を行なっている点も注目すべきです。SLA保証が驚異の「サーバー稼働率100%」なのも、それだけの自信の表れといえるでしょう。
SSDストレージを最大2400GB増設できたり、IPアドレスを最大10個まで保有可能、RAID10構成への変更も可能など、回線・スペックの変更にも対応しています。
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ロリポップ!マネージドクラウド

ロリポップ!マネージドクラウドは、スタンダード上場企業であるGMOペパボ株式会社が運営する、マネージド専用サーバーサービスです。
ロリポップ!マネージドクラウドの特徴は、SaaSで提供している仮想的なマネージド専用サーバーであること。通常、拡張性が高いクラウドサービスではきめ細かな運用・保守・メンテナンスが必要ですが、このサービスの場合は「マネージド型」であるため、そうした面倒な作業を全てロリポップ!のスタッフが代行してくれます。
つまり、ロリポップ!マネージドクラウドは、マネージド型の専用サーバーならではの手軽な運用に、クラウドやVPSのような拡張性を備えた、全く新しいホスティングサービスなのです。プログラミング言語Rubyを利用した革新的なサービスであることから、「Ruby biz Grand prix 2019」にグランプリを受賞しています。
ロリポップ!マネージドクラウドの大きな特徴は、「オートスケール機能」でしょう。トラフィックが急増するタイミングに合わせて自動でサーバーが拡張し、サイトが落ちることなく常に安定した動作を行なってくれます。これは、ロリポップ!マネージドクラウドが「コンテナ型仮想化」という構造をとっており、トラフィックに合わせて起動するコンテナ台数を調整しているためです。
こうした柔軟な構造であることでコストも変動し、閑散期は最低限の運用でコストカットができ、アクセスが急増するときはサーバーをしっかり支えるといったことが可能になるのです。音楽フェスのサイト運営では、タイムテーブル公開や一次先行受付開始などアクセスが急増するタイミングでも安定的な稼働を維持した実績があります。
また、言語やフレームワークをテンプレートから選択するだけでWEBサイトをスタート可能など、専門知識がなくても気軽に使い始められる点も魅力的です。
レンタルサーバー名 | 月額料金 | 初期費用 | 主なスペック | サポート体制 | 無料期間 |
---|---|---|---|---|---|
エックスサーバービジネス | 仮想専用(12ヶ月契約) エントリー:22,000円 ミドル:44,000円 ハイエンド:88,000円 物理専用(12ヶ月契約) エントリー:33,000円 ハイエンド:61,600円 ハイエンド+:67,100円 | 仮想専用:55,000円 物理専用:220,000円〜385,000円 | CPU:Xeon 6コア〜16コア(仮想:vCPU 12コア〜24コア) メモリ:24GB・96GB(仮想:32GB・64GB・128GB) ストレージ:SSD1TB,2TB,4TB | 電話サポート(平日10:00~18:00) メール・チャットサポート(随時) | 14日間 |
さくらのマネージドサーバー | (年一括の場合の1月あたり) スモール:7,700円 ミディアム:13,934円 ラージ:26,400円 | 17,600円 | CPU:vCPU2コア〜16コア メモリ:8GB~32GB ストレージ:SSD500GB,1TB,2TB | 電話サポート(コールバック予約)(平日10:00~18:00) メール・チャットサポートあり | なし |
CPI マネージド専用サーバー「CHM-Z」 | (12ヶ月契約) CHM-21Z:42,900円 CHM-22Z:57,200円 CHM-23Z:84,370円 | CHM-21Z:101,200円 CHM-22Z:132,000円 CHM-23Z:154,000円 | CPU:8コア~24コア×2 メモリ:16GB,32GB ストレージ:SSD480GB~2880GB | 有料オプション(24時間365日電話・メール対応) 初心者向けの電話サポートあり | なし |
ロリポップ!マネージドクラウド | 基本料金 1,348円 / 月 +基本料金を超えた分は 従量課金 3.3円 / 1コンテナ1起動あたり + アドオン機能(有料オプション) | 無料 | コンテナスペック CPU:1コア共有 メモリ:512MB ストレージ:10GB (SSD + HDD) | メールサポート365日受付 | 10日間 |
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マネージド専用サーバーに関するよくある質問
最後に、マネージド専用サーバーを契約する・利用する上でよくある質問を以下にまとめました。
物理専用サーバーと仮想専用サーバーの違いはなんですか?
マネージド専用サーバーには、「物理専用サーバー」と「仮想専用サーバー」の2種類があります。
物理専用サーバーは、サーバー会社が用意した物理ハードウェアのサーバーを利用でき、専用サーバーの場合はそのハードウェアサーバー1台を1人のユーザーが専有できます。1台のサーバーのリソースを丸ごと専有できるためハイスペックで余裕のあるサーバー運用が可能である一方で、1人で1台のサーバーを確保する関係上、初期費用やランニングコストは高くなります。
それに対して仮想専用サーバーは、クラウド上にあるサーバーを利用できるもので、実際の物理ハードウェアを持たないソフトウェアのサーバーです。
仮想専用サーバーは、マネージド専用サーバーの場合は「仮想専用マネージド」という構造になっていて、1台の物理サーバーを仮想化技術を使ってユーザーごとに複数の仮想サーバーを分割して利用する形式になっています。ただし、共有サーバーと違って、1つ1つのサーバーの環境は独立しているため他ユーザーの影響を受けることはありません。物理的な視点で見ると1台のサーバー機器を複数ユーザーで利用しているためスペック面では不十分な面もありますが、物理的な専用サーバーよりも拡張性が高く、割安で契約できるというメリットがあります。
システム運用代行はどの範囲まで対応していますか?
マネージド専用サーバーでは、サーバーの安定稼働に際する監視業務から、サーバーの設定変更・各種セキュリティ対策・メンテナンスを含めた運用管理、サーバーが落ちたり回線トラブルがあった場合の障害対応まで、サーバーに関するあらゆる作業を代行してくれます。また、法人契約を想定している関係上、「このようなことをやってもらいたい」という個々の要望も会社によっては柔軟に対応してくれるのが、マネージド専用サーバーの強みといえるでしょう。
監視体制に関して詳しく教えてください。
サーバーの監視に関しては、サーバーの稼働状況に合わせて、サーバーごとに監視内容を変えて対応しています。たとえば、Webアプリケーション等のログイン監視や、smtpやhttpなどの動作しているサービスの状況の監視、日々のトラフィックやアクセス負荷の監視、ストレージ空き容量・メモリ使用量・ネットワーク帯域などの各種リソースの監視を行なっています。
マネージド専用サーバーおすすめまとめ
以上、マネージド専用サーバーについて、おすすめの会社をランキング形式で紹介しました。
各会社それぞれに強みがあり、柔軟なニーズに幅広く応えるためのプラン設定やサービスを幅広く展開していることが理解していただけたのではないでしょうか。マネージド専用サーバーを導入する際は、必要な機能やリソース・スペック・サービスと、導入運用にかかる費用をしっかり比較することをおすすめします。
本記事で紹介した「失敗しない選び方」を参考に、自社ニーズに見合ったマネージド専用サーバーを検討してみてくださいね。