セキュリティ対策や海外コンテンツの視聴、ジオブロックの回避を目的にVPNを利用する個人の方へ、安全に使える有料VPNサービスを比較しました。
VPNには無料と有料のものがありますが、今回はセキュリティ対策やプライバシー保護など、安心して使える安価なVPNを選ぶことが重要です。
有料VPNサービスは各サービスごとに特徴が異なるため、本当におすすめできるサービスと、そのサービスがどのような用途に適しているかを解説します。
※ 2024年11月時点の情報です。詳細は各公式サイトをご覧ください。
VPNとは?
VPNは、データを暗号化し、オンライン活動を第三者の視線から守る仮想プライベートネットワークです。
VPNでインターネットに接続することをVPN接続と言いますが、この場合、専用ネットワークとは言いつつも物理的な専用回線を用いるのではありません。「仮想」専用通信網というように、共用の回線を諸々の技術によって仮想的に独立した専用回線であるかのように扱うのがVPN接続なのです。
メールの確認や同僚とのチャット、ウェブサイトの閲覧時にVPNを利用することで、匿名性を保つことができます。
インターネットを利用する際、あなたのコンピューターはアクセス先のウェブサイトやサービスをホストするサーバーに接続します。
ウェブサイトによっては、デバイスや個人情報に関する特定のデータが表示されることがありますが、これは自身の行動を監視されたくない場合には望ましくありません。
VPNサービスは、ウェブサイトに接続する前にリモートサーバーに接続します。
VPNの仕組みはトンネリングとカプセル化
VPNは「トンネリング」「カプセル化」「暗号化」といった技術を用いてセキュリティを維持しています。具体的には、VPNはデバイスとインターネットの間に「暗号化されたトンネル」を構築します。
このトンネルを通じて送受信されるすべてのデータが暗号化されるため、第三者によるデータの盗聴や傍受を防ぐことができます。これをトンネリングと呼びます。
さらに、VPNは実際のIPアドレスをVPNサーバーのIPアドレスに置き換えることで、通信の痕跡を隠すことが可能です。また、データをカプセル化することで、一つのデータパッケージとして送受信することができます。
暗号化されたデータや通信内容は解読不可能な文字列に変換されているため、たとえ傍受されたとしてもデータの内容を読み取ることはできません。
VPNが保護できるもの・保護できないもの
VPNは個人用やビジネス用のデバイスで安全に利用でき、個人データや閲覧履歴のプライバシーを保護する優れた方法です。
暗号化されたデータは解読がほぼ不可能なため、ハッカーやウェブサイトがそのデータを追跡するのは困難です。
しかし、VPNはコンピューター、ノートパソコン、スマートフォンでのすべての行動を保護できるわけではありません。
VPNが保護できるもの
- オンライン上でのあなたの身元
- オンラインで送受信するデータ
VPNが保護できないもの
- マルウェア
- フィッシング詐欺
- デバイス内部のデータ
VPNはオンラインでのアクティブなデータ通信を保護しますが、デバイス内に保存されているデータに対しては効果が限定的です。
物理的なデータを守るためには、ウイルス対策ソフトやマルウェア対策ソフトが必要です。
また、メールやオンラインでクリックするリンクにも注意を払うことが重要です。
フィッシング攻撃は、知人からのメールを装って巧妙に仕掛けられることがあります。
VPNを利用するメリット
VPNサービスには、高度な暗号化技術やセキュリティ機能、優れた接続速度、地理的制限の回避といった利点があります。これにより、利用可能なコンテンツの幅が広がり、コストの削減にも繋がります。
セキュリティ対策の強化
最も重要なメリットの一つは、セキュリティ対策の強化です。VPNはインターネット接続を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や漏洩を防ぎます。オンラインバンキングやショッピング、電子メールのやり取り、SNSの利用など、あらゆるネットワーク通信時にセキュリティが求められます。
特に、公共の場やカフェなどの無料Wi-Fiや、セキュリティが不十分なネットワークを利用する際には、VPNが重要なデータ保護の壁となります。また、悪意のある第三者からの攻撃やサイバー被害に対しても、常に対策が必要です。
VPNを活用することで、プライバシーを守りながらセキュリティを強化することが期待できます。
本からアクセス制限されたコンテンツを海外経由で利用したい場合
VPNを導入することで、地理的な制約を越えてインターネットをリモートで利用できるようになります。例えば、海外にいながら日本国内限定のウェブサイトやサービスにアクセスすることが可能です。
また、リモートワークが増える中で、重要なビジネス文書やメールの送受信、社内でのオンライン会議の機会も増加しています。こうした状況では、VPNを活用することで自宅から安全に企業のネットワークにアクセスすることができます。
さらに、遠隔地の企業とのビジネスにおいてもオンライン会議の機会が多くなっており、VPNを通じて企業の内部ネットワークに接続することで、より安全な通信環境を確保することができます。
サブスクリプションサービスをお得に利用可能
VPNを活用することで、サブスクリプションサービスを地域ごとの料金で利用できる場合があります。国によって料金設定が異なるサービスでは、VPNを使用して料金が安い地域からアクセスすることで、コストを削減することが可能です。
さらに、一部のコンテンツが特定の国でのみ提供されている場合、VPNを通じてその地域からアクセスすることで、視聴制限を回避することもできます。
例えば、NetflixやHuluなどのストリーミングサービスでは、国ごとに利用できるコンテンツが異なります。
また、海外にいても日本のVPNサーバーを利用することで、日本限定のコンテンツを視聴することが可能です。
多くのオンラインコンテンツは地理的な制約によりアクセスが制限されていますが、VPNを使用することでこれらのサブスクリプションサービスにおける地理的なコンテンツ利用の制限を解消することができるでしょう。
VPNを利用するデメリット
VPNの明確なデメリットとして、有料VPNサービスの利用には月額契約や年間契約の料金が必要です。
また、費用面に加えて、通信速度の低下やセキュリティ機能の限界といった問題点も考慮する必要があります。
無料のVPNも存在するが基本的に費用がかかる
信頼性の高い高品質なVPNサービスの多くは有料で提供されており、利用には費用が発生します。
通常、月額または年間のサブスクリプション料金が必要となり、これらのコストは長期間にわたって積み重なります。
月額料金はおよそ1,000~2,000円の範囲が一般的で、年間契約などの長期プランを選択することで、月額換算の料金が割安になるケースが多く見られます。
長期間にわたってVPNを利用する予定がある場合は、年間契約の検討がおすすめです。一方、短期間のみ利用する場合は、月単位のプランを選ぶことでコストを抑えることが可能です。
無料のVPNサービスも存在しますが、費用がかからない代わりに機能が制限されていたり、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。
有料VPNサービスのメリットと費用を総合的に考慮すると、これらのサービスの料金は決して高すぎるものではありません。
通信速度の低下リスク
VPNを利用してインターネットに接続すると、通信速度が低下する可能性があります。
特に、オンラインゲームやビデオストリーミングなど大量のデータを扱うコンテンツの利用時には、この影響が顕著になります。
通信速度が低下する主な理由は、データがVPNサーバーを経由して暗号化処理されるためです。データ量が多いほど、暗号化に要する時間も増加します。
しかし、有料VPNは高品質で多数のサーバーを提供しているため、大容量のダウンロードにも適しています。
一方、無料VPNは限られたサーバーに多くのユーザーが集中するため、高速な接続が求められるコンテンツの利用には適していません。
通信速度はVPNサービスの品質や選択するサーバーの場所によっても異なるため、実際に試してみることをおすすめします。完璧なセキュリティ対策は不可能
VPNは通信のセキュリティを大幅に向上させることができますが、すべてのセキュリティリスクに対して完璧な対策ができるわけではありません。
例えば、フィッシング詐欺は、関係者を装って不正なプログラムを仕込んだ添付ファイルやウェブサイトのURLをメールで送信する手口です。これはユーザーの判断ミスを誘う一例です。
また、マルウェア攻撃は、更新が行われていない古いVPNに存在する脆弱性を突くことがあります。
このように、サイバー攻撃の手法は年々進化しており、VPNの使用だけではすべての脅威を防ぐことはできません。VPNはネットワーク通信におけるセキュリティの一部に過ぎず、完全なセキュリティ対策ではありません。
有料VPNと無料VPNの違い
VPNには有料版と無料版があり、費用をかけずに無料VPNを使いたいと考える人も多いでしょう。
しかし、有料VPNと無料VPNにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、慎重に比較して選ぶことをおすすめします。
無料VPNの最大の利点は、コストがかからない点です。
有料サービスではクレジットカードなどの情報を入力してログインする必要がありますが、無料VPNの場合はメールアドレスとパスワードだけで利用できます。
ただし、一部の無料VPNは有料VPNほどセキュリティが強固でないサービスが多いため、注意が必要です。
セキュリティが脆弱だと、ハッキングやデータ盗難のリスクがあります。
また、1日のデータ量が制限されていたり、通信速度が遅いVPNは動画視聴には適していません。
最大の懸念はサポート体制の欠如で、設定や問題が発生した際に解決手段がないと、安心して利用できない点です。
有料VPNのメリットとデメリット
有料のVPNサービスは通信速度が安定しており、快適に動画視聴やインターネット利用ができます。
特にExpressVPNは通信速度が安定しているため、ストレスなく利用できます。
また、1つのアカウントで複数のデバイスに接続でき、無制限のVPNサービスも存在します。
Surfsharkは無制限でありながら料金が低価格なのでおすすめです。
有料VPNの最大のメリットはセキュリティの高さで、AES-256などの最高クラスの暗号化技術を採用しているサービスなら安心して利用できます。
さらに、多くの有料VPNはノーログポリシーを採用しており、ユーザーの閲覧履歴やIPアドレスをサーバーに記録保存しません。
ECショップなどは個人情報をサーバーに保持しているため、漏洩のリスクが高いです。
ノーログポリシーを宣言している有料VPNサービスであれば、個人情報を自社サーバーに保存していないので、漏洩のリスクがなくなります。
VPNの接続は簡単ですが、何らかのトラブルが起こる可能性もあります。
カスタマーサポートは、不明点や疑問点があるときに役立ちます。
レスポンスが早く丁寧な有料VPNサービスを選ぶようにしましょう。
最適なVPNの選び方
最適なVPNを選ぶ際には、いくつかの重要な要素を考慮する必要があります。
手頃な価格、役立つプライバシー機能、サーバーの所在地、直感的なユーザーエクスペリエンスの理想的なバランスを見つけることが求められます。
これらの要素を考慮することで、必要な保護とプライバシーを提供するVPNを見つけるのに役立ちます。
注意すべき詳細は以下のとおりです。
VPNサービスの料金
まず最初に、VPNサービスを選ぶ際に「安さ重視」で決定するのは避けるべきです。どんなに低価格でも、セキュリティが不十分だったり、必要な機能が欠けていたりする可能性があります。
確かに、できる限り安価にVPNを利用したいのは理想的ですが、安さの裏で重要な機能が不足していると、セキュリティの強化が達成できません。
重要なのは「料金とサービス内容のバランス」です。必要な機能やセキュリティレベルがしっかりと確保されている前提で、納得できる料金のVPNサービスを選びましょう。
VPNサーバー数
検討中のVPNサービスが提供している「VPNサーバーの数」を確認しましょう。サーバーの数が多いほど、リスク分散がしやすくなります。
具体的には、サーバーが多いと利用者の増加による混雑の影響を受けにくくなります。同じサーバーに多くの利用者が集中すると、通信速度が遅くなったり、ネットワークトラブルが発生する原因となります。
トラブルを最小限に抑えたい場合は、VPNサーバー数が豊富なサービスを選ぶことをおすすめします。
対応端末の種類
VPNサービスが対応している「端末の種類」も重要なチェックポイントです。利用したいデバイスでVPNを使用できなければ、契約する意味がありません。
そのため、自社で使用しているデバイスのOSや種類に対応しているかを確認しましょう。具体的には以下のようなOSや端末に対応しているかどうかを確認します。
- Windows
- MacOS
- Android
- iOS
- Linux
- Chrome
- Firefox
また、パソコンだけでなくスマートフォンでもVPNを利用する場合は、スマートフォンへの対応状況も確認が必要です。普段使用しているインターネットブラウザにも対応しているか、念のため確認しましょう。
同時接続のデバイス数
VPNサービスが対応している端末の種類と並行して、「同時に接続できる端末数」も確認しましょう。特に、同時接続可能な端末数は必ずチェックすべきです。
業務上、複数のデバイスでVPNを利用する必要がある場合、同時接続できる端末数が自社で使用するデバイス数に満たないと、業務に支障をきたす可能性があります。
そのため、必要な端末数をカバーできるVPNサービスを選ぶことが重要です。
通信速度
VPNサービスを利用する際には、「通信速度」にも注意が必要です。VPNを使用すると、通信に暗号化処理が施されるため、通常の通信速度よりも遅くなることがあります。
さらに、同時にVPNを利用するユーザーが増えるほど、サーバーへの負荷が高まり、通信速度が低下する可能性もあります。
通信速度が遅いと、以下のような通常業務に支障をきたす場合があります。
- 動画視聴やストリーミングの遅延
- 大容量ファイルのダウンロードやアップロードの時間延長
- リアルタイム通信(オンライン会議やチャット)の遅延
セキュリティを強化しつつ、効率的に業務を行うためにも、VPNサービス選定時には通信速度を十分に考慮しましょう。高速な通信速度を提供するVPNサービスを選ぶことで、快適なインターネット環境を維持することが可能です。
ノーログポリシー
VPNサービスを選ぶ際に重要な要素の一つに「ノーログポリシー」の有無があります。ノーログポリシーを宣言しているVPNサービスは、利用者のオンライン行動を一切記録しないことを約束しています。これにより、以下のようなメリットがあります。
- 匿名性の確保
VPNを利用する主な目的の一つは、オンライン上での匿名性を保つことです。ノーログポリシーを採用しているVPNサービスを利用することで、どこから接続しているかを第三者に特定されにくくなります。 - セキュリティの強化
ノーログポリシーを実施しているVPNサービスは、ユーザーの閲覧履歴やIPアドレスなどの情報を保存しないため、サイバー攻撃による情報漏洩のリスクが低減されます。特にECショップなど、個人情報を多く扱うサイト運営者にとっては重要な要素です。
一方で、ノーログポリシーを採用していないVPNサービスでは、以下のようなリスクが存在します。
- データ漏洩のリスク
VPNサービス側がユーザーのデータを保存している場合、サイバー犯罪や内部不正によってそのデータが漏洩する可能性があります。これにより、個人情報が第三者に悪用されるリスクが高まります。 - プライバシーの侵害
ユーザーのオンライン活動が記録されている場合、政府機関や広告業者などにその情報が提供される可能性があります。これにより、プライバシーが侵害される恐れがあります。
結論として、セキュリティ対策を強化する目的でVPNを利用する場合は、ノーログポリシーを採用しているVPNサービスを選ぶことが重要です。 ノーログポリシーを実施しているVPNサービスを利用することで、個人情報の漏洩リスクを最小限に抑え、安心してインターネットを利用することができます。
以上のポイントを踏まえて、最適なVPNサービスを選定することで、安全かつ快適なインターネット環境を構築することができます。各ポイントを慎重に比較し、自分のニーズに最も適したVPNサービスを選びましょう。
おすすめVPNランキング8選
NordVPN
セキュリティ機能 | AES-256暗号化、ダブルVPN |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界111カ国に6,300台以上のサーバー |
利用料金 | 550円/月〜(プランにより異なる) |
運営会社 | Nord Security |
NordVPNは、世界中に6,300以上のサーバーを展開しており、利用することができます。
AES-256による高度な暗号化や広告ブロッカーなどのセキュリティ機能を備え、1つのアカウントで最大6台のデバイスを同時に利用可能です。
また、ユーザーのアクセスログを保存せず、プライバシー保護にも注力しています。
Surfshark
セキュリティ機能 | AES-256暗号化、キルスイッチ |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界100カ国以上に3,200台以上のサーバー |
利用料金 | 550円/月〜 |
運営会社 | Surfshark B.V. |
Surfshark(サーフシャーク)は、基本的なプライバシーとセキュリティ保護機能に加え、広告やトラッカーをブロックして、より安全で快適なインターネット利用を実現します。
また、アンチウイルス機能やプライベート検索機能、個人情報の漏洩通知サービスも提供しており、大切なデータを守るための総合的なツールとなっています。
MillenVPN
セキュリティ機能 | AES-256暗号化、ダブルVPN |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界72カ国に1,300以上のサーバー |
利用料金 | 396円/月〜 |
運営会社 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNはアズポケット株式会社が提供する国内向けのVPNサービスです。多くの海外VPNが存在する中、日本からのサービス提供により日本ユーザーにとって利用しやすい点が特徴です。
月額396円(税込)から利用できるお手頃な価格設定で、手軽にVPNを始めることが可能です。公式ウェブサイトは全て日本語で分かりやすく作られており、料金やサービス内容を容易に理解できます。
インターネットのセキュリティ対策はもちろん、動画コンテンツのストリーミング視聴にも最適です。
ExpressVPN
セキュリティ機能 | AES-256暗号化 |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界105カ国以上 |
利用料金 | 1ヶ月プラン:$12.95/月 6ヶ月プラン:$9.99/月 12ヶ月プラン:$8.32/月 |
運営会社 | Express Technologies Ltd. |
ExpressVPNは、105カ国以上で展開しているVPNサービスで、強力なAES-256暗号化技術とアクセスログを一切保存しないノーログポリシーを採用しています。
最大8台のデバイスを同時に接続でき、24時間対応のカスタマーサポートも利用可能です。さらに、マルウェアやトラッカーからの保護機能も備えています。
Private Internet Access
セキュリティ機能 | AES-256暗号化 |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界91カ国 |
利用料金 | 280円/月〜 |
運営会社 | Kape Technologies |
Private Internet Access(PIA)は、アクセスログを一切保存しないノーログポリシーを採用しているVPNサービスです。91カ国にわたるサーバーを展開しており、最大で10台のデバイスを同時に接続することが可能です。
さらに、広告やトラッカーをブロックする機能も提供しており、高機能なVPNをお求めの方に最適です。
セカイVPN
セキュリティ機能 | PPTP、L2TP、OpenVPN IKEv2、OpenConnect |
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ノーログポリシー | ー |
接続サーバー数 | 世界10ヶ国 |
利用料金 | 1,100円/月〜 |
運営会社 | 株式会社インターリンク |
セカイVPNは、世界10カ国にサーバーを展開し、月額1,100円という高いコストパフォーマンスを提供しています。
初めの2ヶ月間は無料で利用できるため、2ヶ月間試して満足できなければ無料期間内に解約することも可能です。
申し込み後すぐに利用開始できるため、気軽にVPNを試してみたい方に最適なサービスです。
Glocal VPN
セキュリティ機能 | AES-256暗号化 |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 日本国内のみ |
利用料金 | 990円/月〜 |
運営会社 | 株式会社グローカルネット |
セカイVPNは、世界10カ国にサーバーを展開し、月額1,100円という高いコストパフォーマンスを提供しています。
初めの2ヶ月間は無料で利用できるため、2ヶ月間試して満足できなければ無料期間内に解約することも可能です。
申し込み後すぐに利用開始できるため、気軽にVPNを試してみたい方に最適なサービスです。
CyberGhost VPN
セキュリティ機能 | AES-256暗号化、広告ブロッカー |
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ノーログポリシー | あり |
接続サーバー数 | 世界100カ国に9,000台以上 |
利用料金 | 320円/月〜 |
運営会社 | CyberGhost S.R.L. |
CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)は、世界中に9,000以上のサーバーを展開しています。
AES-256による高度な暗号化技術や広告ブロッカーなどのセキュリティ機能を備え、1つのアカウントで最大7台のデバイスを同時に利用可能です。
ユーザーのアクセスログを保存せず、プライバシーの保護にも強く取り組んでいます。
VPNを利用すべき人の特徴を紹介
リモートワークを行う方
自宅でリモートワークをする際には、VPNサービスの利用が推奨されます。業務で扱う重要なデータを外部に持ち出すことにはリスクが伴うため、多くの企業が情報漏洩防止のためにデータの持ち出しを制限しています。しかし、データがなければ業務を進めることが難しくなることもあります。
このような場合、VPNを利用して自宅から会社のネットワークに安全に接続することで問題を解決できます。VPNは専用の仮想回線を提供するため、自宅から社内ネットワーク上のデータに安全にアクセスできます。
さらに、自宅でリモートワークを行う際には、セキュリティ対策を強化できる点も大きなメリットです。個人が使用するWi-Fiルーターのセキュリティは完璧とは言えず、ファームウェアの更新が滞っていたり、古いルーターを使用している場合もあります。そのため、従業員の自宅にあるWi-Fiルーターを経由して不正アクセスされるリスクも考えられます。業務を安全かつ円滑に進めるためにも、リモートワーク時にはVPNサービスの利用を検討しましょう。
フリーWi-Fiを利用する機会がある方
営業や取引先訪問時など、外出先でインターネットに接続する機会が多い方は、VPNの導入が必須です。外出先でパソコンを使用する際、カフェやホテルなどのフリーWi-Fiに接続する可能性がありますが、公共のWi-Fiはセキュリティが脆弱であるため、業務を行うにはリスクが伴います。
フリーWi-Fiは誰でも利用できるため、悪意のある第三者も簡単にアクセス可能です。カフェやホテルのフリーWi-Fiを通じて不正アクセスやウイルス感染のリスクが高まります。また、フリーWi-Fiを装った偽のアクセスポイントに接続され、通信内容が盗み見られる可能性もあります。これにより、機密情報や個人情報が悪用される危険性があります。
基本的には公共のWi-Fiへの接続を避けるべきですが、やむを得ず利用する場合に備えて、VPNサービスを活用することが重要です。VPNを利用することで、公共のWi-Fiを使用しても通信を暗号化し、セキュリティリスクを低減できます。
海外駐在をしている方
海外に駐在している方にとって、VPNサービスは非常に便利です。各国には異なるインターネット規制が存在するため、現地の制限を回避して日本のサービスを利用する必要があります。例えば、「インターネットラジオ」などのサービスは、特定の国でのみ視聴可能な場合があります。
Webサービスも同様に、アクセス元のIPアドレスによって利用制限がかかることがあります。海外に滞在しながら日本のサービスを利用したい場合、現地のインターネット規制によりアクセスが制限される可能性があります。これにより、日常業務やプライベートでの利用が不便になることがあります。
しかし、VPNを利用すれば、海外にいながら日本からインターネットに接続している状態を作り出すことができます。これにより、日本国内のサービスに問題なくアクセスできるようになります。海外駐在中に日本のサービスを利用したい場合は、日本のVPNサーバーに接続できるVPNサービスを導入することをおすすめします。
海外限定のサービスを利用したい方
日本にいながら海外限定のサービスを利用したい場合にも、VPNは有効です。海外駐在の方と同様に、日本国内からではアクセスできない海外のインターネットサービスに接続することが可能です。例えば、特定の国でのみ視聴可能なインターネットテレビを楽しみたい場合、その国のVPNサーバーに接続することで視聴が可能になります。
その他にも、海外限定のストリーミングサービスやウェブサイトを利用したい場合、目的の国のVPNサーバーに接続することでアクセス制限を回避できます。これにより、日本にいながらにして海外のサービスを問題なく利用することができます。
したがって、海外限定のサービスを利用したい方は、目的の国にサーバーを持つ信頼性の高いVPNサービスを導入することで、快適に海外のコンテンツやサービスを利用することができるでしょう。
無料のVPNサービス利用をおすすめしない理由
VPNサービスについて詳しく解説しましたが、無料のVPNサービスに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。無料でVPNを利用できるとなると、コストをかけずにインターネットのセキュリティやプライバシーを守ることができるため、非常に魅力的に感じられることでしょう。
しかしながら、無料のVPNサービスはおすすめできません。以下に、無料VPNサービスを利用しない方が良い理由とそのデメリットについて詳しく説明します。
承知しました。以下にご提供いただいた文章をリライトいたします。
セキュリティの脆弱性
セキュリティ向上を目的としてVPNの導入を検討している場合、無料のVPNサービスは選択肢から除外するべきです。多くの無料VPNは有料サービスに比べてセキュリティレベルが低いためです。
無料サービスはユーザーからの収益がないため、セキュリティ強化に充てられる予算が限られています。その結果、セキュリティ上の脆弱性が発見されても迅速に対応できない場合があります。
セキュリティホールを突かれたサイバー攻撃に遭遇すると、VPNを利用していても情報漏洩のリスクが高まります。セキュリティ対策としてVPNを検討しているなら、無料のサービスは避けるべきです。
通信速度の不安定さ
有料VPNサービスと比べて、無料のVPNは利用者が多い傾向にあります。そのため、ネットワークが混雑しやすく、通信速度が低下しがちです。
通信速度が遅くなるだけでも不便ですが、場合によっては接続が切断されることもあります。頻繁に通信が途絶えると、業務に支障をきたす可能性があります。
さらに、多くの無料VPNサービスではダウンロード可能なデータ量に制限が設けられていることが多いため、特にビジネス用途には適していません。
運営者の信頼性の欠如
情報漏洩リスクを低減するためには、有料のVPNサービスを利用することが望ましいです。無料VPNサービスは信頼性に欠けることが多いためです。
無料サービスは個人によって運営されている場合があり、運営元が明確でないこともあります。また、ノーログポリシーを採用していない場合、通信内容や接続先が記録され、違法に利用されるリスクも考えられます。
以上がリライトした文章です。ご確認ください。
VPNに関するよくある質問
VPNは違法ではない?
日本をはじめとする多くの国では、VPNの利用が合法とされています。ただし、VPNを使用してハッキングや誹謗中傷を行う行為は、不正行為として違法と見なされます。
一方で、一部の国ではVPNの使用に制限が設けられていたり、VPN自体が禁止されている場合もあります。これらの国では、言論統制の観点からSNSやYouTubeなどの日常的なツールも規制やブロックの対象となっています。
海外でビジネス目的でVPNを利用する際は、対象国の法律や規制を十分に確認することが重要です。VPNの使用が合法とされている国では、企業がVPNを積極的に導入しており、企業へのアクセスもVPNを通じて行うケースが多く見られます。
合法な国においては、海外のVPNサービスを利用してストリーミングコンテンツを視聴することも問題ありません。しかし、利用するサービスのプラットフォーム側がVPN経由のアクセスをブロックしたり禁止している場合もあるため、注意が必要です。
VPNは有料と無料のどっちがいい?
VPNを選ぶ際に、有料と無料のどちらが適しているかは、個々のニーズによって大きく異なります。
例えば、オンラインバンキングや機密情報を扱う場合、セキュリティが最優先となります。このような状況では、「セキュリティ」「速度」「プライバシー保護」を重視するため、有料VPNが最適です。
一方で、短期間のみ利用したい場合やコストを抑えたい場合には、信頼性の高い無料VPNを選ぶことも一つの方法です。無料VPNでも十分に機能するケースもありますが、セキュリティリスクを常に念頭に置くことが重要です。
自分の利用目的や必要な機能に応じて、有料VPNと無料VPNのどちらが適しているかを慎重に判断しましょう。
まとめ:安くて安全なVPNを選ぶのがベスト
VPNの導入は、現代のインターネットを活用したライフスタイルにおいて欠かせない要素と言えるでしょう。
オンラインでのプライバシーとセキュリティを確保するためにVPNは非常に有効であり、さらにインターネットのパフォーマンス向上も期待できます。
無料のVPNサービスも一見魅力的ですが、将来的なリスクを考慮すると、信頼性の高い有料サービスを選択することが最も安全な選択と言えるでしょう。有料VPNはセキュリティ面での強化や安定した接続速度を提供するため、長期的に安心して利用することができます。